文月の100年計画ブログ

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【書評】文章とは"翻訳"! 明快な文章の書き方講義「20歳の自分に受けさせたい文章講義」


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ビジネスからSNSまで、現代は書くことばかり

 

皆さんこんにちは。

文月(@fumiduki100)です。

 

一昔前に比べて文章を書くことが多くなったと思いませんか?

私が子供の頃は、文章を書くなんて学校の作文か年賀状くらいのものでした。

 

ところが現代においては、仕事においてはメールやプレゼン資料、私生活においてもSNSやブログなどで劇的に文章を書く量が増えています。

 

文章を書く機会が増大したことにより、文章ってどうやって書けばいいのか?という悩みも増えてきていると思います。

 

SNSなどでは顔文字やスタンプのような機能である程度補えますが、ビジネスなんかではそうはいきません。

また、私でいうと、ブログを書いていて自分の伝えたいことが上手く文章にできないという悩みにちょくちょく遭遇します。

 

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」は、文章全盛の現代において、一つの処方箋となります。

 

 

 

著者について

 

著者は古賀史健さんです。

株式会社バトンズ代表でありライター。多くのベストセラーを手がけています。

特に有名なのは、「嫌われる勇気」(共著/岸見一郎)でしょう。

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」は、氏の仕事としての文章の書き方について出し惜しみすることなく書かれた、文章の書き方指南書です。

 

 

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」の概要

 

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」は、大きく下のような構成になっています。

 

・読みやすい文章のリズム

・文章の構成

・読者を引きつける条件

・編集

 

どれも、なんとなく頭の片隅にはあるけれども実際の文章作成作業では意識しないのではないでしょうか。

 

また、頭の中に言いたいことはあるのに文章にできないという方も大勢いると思います。

 

本書は、比喩や置き換えを多用してわかりやすく、文章はこのように書けば効果的だと教えてくれる、正に「文章講義」となっています。

 

 

文章の書き方で重要なのは自分の気持ちを翻訳して書くこと

 

本書でもっとも印象的なのが下記の文です。

 

「どうすれば自分の"感じ"や"思い"を、文章として正しくアウトプットできるのか?

ぼくの結論はシンプルだ。書くことをやめて"翻訳"するのである。」

 

頭の中で渦巻いている「書きたいこと」を上手く「文章」にする。通常の会話をそのまま書いてもそれは全く支離滅裂だし、とてつもなく読みにくい。

現代に文語で文章を書く人は専門家以外いないと思いますが、それでもしゃべる言葉と文章には差違がある。

しゃべる言葉を文章にすることがここでいう翻訳です。

 

これは、私にはとても腑に落ちる表現で、すごく納得しました。

 

また、著者は過去に映画制作で挫折した経験もあり、文章の書き方を映像的に説明するのに長けていて、とてもイメージがわきやすい。

 

文章の構成を映画の流れから説明してみたり、文章の推敲を編集作業に喩えてみたり。

 

いかにして上手く翻訳・編集し、文章を読者に届けるか。

本書はその翻訳テクニックについて学べるのです。

 

終わりに

 

AIの普及やコミュニケーションツールの発達により、これからは仕事でもプライベートでも文章を書く機会はますます多くなるかと思います。

現代の文章時代、自分の思いを文章にするテクニックは必須であり、本書はそのテクニックを学ぶのに最適です。

 

まあ、私のこの文が「20歳の自分に受けさせたい文章講義」のおかげでレベルアップしているかどうかはなんとも言えませんが…(^_^;

 

今日もご覧いただきありがとうございました。