インデックス投資とは
皆さんこんにちは。
文月(@fumiduki100)です。
皆さんインデックス投資という言葉は聞いたことがあるかと思います。
インデックス投資とは、投資信託のうち日経平均やtopicsといったインデックスに連動するよう運用されるものを指します。
インデックス投資の良いところは、あまり手をかけずに資本主義経済の恩恵を受けることができることです。
「お金は寝かせて増やしなさい」は、そのようなインデックス投資をどのように始めて、どのように運用するのかが書かれた著作です。
この本は我が家がインデックス投資を始めるきっかけとなったもので、度々読み返しています。
著者について
著者は水瀬ケンイチさんというIT関連企業に勤めてらっしゃる方です。
「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」というインデックス投資のバイブル的ブログを運営されています。
水瀬さんは過去にも山崎元しかとの共著があったりしますが、この著作は水瀬さんのこれまでのインデックス投資の経験が遺憾なく発揮されたものになっています。
「お金は寝かせて増やしなさい」の概要
インデックス投資の始め方、続け方、NISAやiDeCo等の税制優遇制度の活用法などでは、基本的なことがわかりやすく書かれています。
特にこの本の中で重要だと思うのは、水瀬さんのインデックス投資実践記と出口戦略です。
出口戦略は、インデックス投資を始めて出口にまで至ってるという人が限られるのもあり、他の本ではあまり記述がないので、それだけで貴重です。
インデックス投資実践記は、インデックス投資歴15年の水瀬さんだからこそ書ける内容で、そこには水瀬さんの経験に裏打ちされたインデックス投資哲学があり、インデックス投資家にとっては、足元を見直す上で大変参考になります。
リーマンショックや東日本大震災のような大暴落を乗り越えた「インデックス投資実践記」
佐藤優氏の著作でも度々言及されてますが、資本主義社会においてはそのシステム上大暴落がくるのはさけられません。
リーマンショックや東日本大震災といった大暴落は今後もいつかはやってきます。
水瀬さんのこの実践記は、どのような気持ちで大暴落を迎え、どのように克服していったのか、赤裸々に記されています。
水瀬さんは大暴落時に株価の平均回帰性や資本主義経済の未来を信じたことで、後のV字回復の恩恵にあずかれました。
この実践記からは、今後の大暴落において我々インデックス投資家がどのように乗り越えればいいかが学べます。
終わりに
この本は、水瀬ケンイチさんのインデックス投資の集大成だと思います。
正に、インデックス投資をこれから始める人、始めたけどイマイチ自信の持てない人のバイブルとなりうる著作です。