文月の100年計画ブログ

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【読書】世界全史② ~四大文明と宗教~


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皆さんこんにちは。

文月です。

 

本日も、昨日に引き続き「世界全史」について見ていきたいと思います。

 

この一連のエントリーは、私の読書備忘録を兼ねています。

 

前回のエントリーはこちら

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本日は第2章の「四つの河川文明の出現」です。

 

目次

 

 

河川流域に都市が発達した必然

 

さて、氷河期から乾燥期にかけて人類が世界に広がっていき農業や牧畜を営むようになっていきましたが、乾燥地帯では穀物を育てるための水の確保が難しいため、必然的に大河流域に大規模な畑が作られるようになります。

 

ナイル、メソポタミア、インダスでは河川から畑に水をひく灌漑農業が盛んになります。

そして、灌漑の発達にともなって水を管理する必要性がでてきました。

 

水を管理するため行政機能が発達し、都市が誕生します。

 

王、神官、官僚が中心となり農地開拓を推し進めていきますが、これらが居住する都市部には十分な量の畑が作れず、食糧が自給できません。

 

このため、都市部は農村から食糧を調達しなければならなくなります。

食糧調達を可能とするため、行政機能の強化、軍隊、法律などを整え、情報伝達のための文字を生み出すこととなります。

こうして、都市が発達して国家となりました。

 

 

エジプト(ナイル)文明

 

「エジプトはナイルの賜物」という言葉があるように、エジプトはナイル川が自然の灌漑力を発揮したおかげで、古代世界において最も恵まれた土地となりました。

 

エジプトでは紀元前30世紀にメネス王がナイル川一帯を統一、以後ファラオが統治する王朝が2500年続くこととなります。

 

エジプトでは、一年を365日とする太陽暦が作られました。

 

 

メソポタミア文明

 

メソポタミア文明チグリス川とユーフラテス川の間に発達した文明で、その中心はメソポタミア南部のシュメール地方です。

 

メソポタミアナイル川のような自然の灌漑力は働かず、トルコの高山地帯の雪解け水に依存する社会となりました。

その結果、都市国家が水場を争うようになります。

また、周辺地域からの牧畜民の侵入も相次ぎます。

 

メソポタミアでは、法律を作って部族間対立を和らげることが必要となりました。

 

「目には目を」で有名な「ハムブラビ法典」はメソポタミアに栄えたバビロン王朝が作りました。

法律により社会ルールと刑罰の対象を明確にして社会秩序を維持しようとしたのです。

 

 

インダス文明

 

現在のパキスタンではインダス文明が発達しました。

ヒマラヤ山脈の雪解け水とモンスーンを水源としており、自然の灌漑力に頼れる点ではエジプト文明と同様です。

しかしインダス文字がいまだに解読されず、文明の細部は謎です。

 

インダス文明インダス川の流れが地震などによって変わったり、気候変動が起こったりした結果、紀元前1800年頃に急速に衰退。

そこにアフガニスタンからのアーリア人の侵入が加わり、紀元前1500年頃にインダス文明は滅亡しました。

 

この結果、現在のインドとインダス文明に連続性はありません。

 

 

黄河文明

 

中国では北の黄河文明と南の長江文明がありましたが、北の黄河文明のほうが有力でした。

黄河流域では大規模な灌漑が行われなかったために都市が発達せず、広い地域に邑と呼ばれる集落が点在する事になりました。

 

その後徐々に開発が進むと、邑連合がつくられるようになります。

この邑連合が殷だったり周だったりしたのです。

 

殷王は神の一族として多くの邑を取りまとめていましたが、殷の紂王の時代に新興勢力の周に滅ぼされてしまいます。

 

武力により権力を握った周王は、自らを天帝に選ばれたとして支配の正当性を主張、殷王が残虐な政治を行ったために天命が改まって自らが王となったのだとしました。

 

権力を握った王朝は、自らの正当性を証明するために前王朝の歴史を都合上よく整理、新王朝の正当性を主張する正史として編纂されていくことに。

 

このため、中国では歴史が非常に強い政治性を持つこととなりました。

 

 

古代世界の宗教

 

西アジアでは火を神聖なものとするゾロアスター教が成立、アケメネス朝の宗教となりました。

 

シリアやパレスチナなどの砂漠地帯では、その厳しい自然環境の中で神に帰依するしか心の平安が保てませんでした。

このため、不寛容な唯一神を信仰するユダヤ教が生まれます。

 

インドのガンジス川流域では、高温多湿、コメ農業の生産力の高さから協調を旨とする多神教が形成。

併せて、激しい雨季と乾季の入れ替わりが人生の苦難の連続と解され、悟りに達して苦難からの解脱を目指す思想が広まりました。

ブッダが創始した仏教は、解脱に至る修養法を説く教えです。

 

中国では孔子による儒教ギリシャではソクラテスプラトンアリストテレスなどの著名な哲学が成立。

 

現在の宗教・哲学の原型となる主要な考え方が、紀元前5世紀から4世紀にかけて出揃いました。

 

 

終わりに

 

いかがでしたでしょうか。

 

特に、中国においては歴史が強い政治性を持つということは、とても納得のいく話です。

やはり歴史はどんなに太古の昔でも現代につながっているのですね。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

 

世界全史

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