文月の100年計画ブログ

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【読書】世界全史⑦-3 ~鉄道革命~


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皆さんこんにちは。文月です。

 

本日も引き続き「世界全史」について見ていきたいと思います。

 

この一連のエントリーは、私の読書備忘録を兼ねています。

 

一つ前のエントリーはこちら。

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本日は第7章「大西洋が育てた資本主義と国民国家」から、鉄道の発展についてみていきます。

 

目次

 

 

 

初期の鉄道

 

鉄道は産業革命期に世界中で爆発的に普及しましたが、これは蒸気機関という動力が実用化されたことが大きい。

 

1825年、世界最初の鉄道としてイギリスのストックトンダーリントンの間の約40キロメートルを結ぶ鉄道が開業します。

この鉄道は時速約18キロメートル、運賃を定めて定期運行する営利としての鉄道事業ではありませんでした。

 

1830年になると、リヴァプールマンチェスター間の50キロメートルに、時速27キロメートルで走る時刻表を用いて定期運行する世界最初の営利事業としての鉄道が誕生します。

この鉄道は大評判となり、3年の間1日につき平均1100人の乗客を運び、貨物の輸送も順調で、株主に対して九・五パーセントという高配当を行うほど利益が上がりました。

 

イギリスでの鉄道建設はブームとなり加速度的に発展していきます。

また、ヨーロッパ大陸でも鉄道建設は急速に拡大し、1850年にはドイツがイギリスに次ぐ鉄道網を持つようになりました。

 

 

世界規模での鉄道の普及

 

世界各地の植民地では、港に向けて物資を運ぶための鉄道網が急速に整備されていきます。

これは、植民地の内陸部からヨーロッパへ物品を運ぶために整備された鉄道です。

 

例えばインドでは、1840年代に鉄道建設会社が早くもつくられ、53年には鉄道建設の大枠が決定され、60年代には建設ブームが起こっています。

1902年にはイギリス本国の路線距離をしのぐ距離の鉄道が建設されました。

 

しかし植民地の鉄道網はあくまでヨーロッパに物資を運ぶためのもので、現地のニーズにあうものでは、決してありませんでした。

その結果、ヨーロッパに対するアジア、アフリカ、アメリカの従属が一層顕著になりました。

 

それぞれの地域の鉄道敷設距離は、1860年から90年にかけて、ヨーロッパは5倍、北アメリカは6.5倍、ラテン・アメリカは66.3倍、アジアは41.4倍、アフリカ36倍となり、世界規模で鉄道建設が進んでいきました。

 

また、世界的な鉄道建設の盛り上がりは、レール材というかたちでイギリスからの鉄の輸出を促しました。

鉄はイギリスの新たな戦略物資となったのです。

 

 

終わりに

 

いかがでしたでしょうか。

産業革命にともない都市部が「生産」の中心となり、都市を支えるためのインフラとして鉄道が発達、鉄道や蒸気船は世界の姿を一新する役割を果たしました。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

 

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