文月の100年計画ブログ

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【書評】小学校プログラミング教育必修に向けて、親がリテラシーを向上!「教養としてのプログラミング講座」


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皆さんこんにちは。文月です。

 

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されます。

プログラミング教育導入の狙いは、「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「学びに向かう力、人間性等」などの「情報活用能力を育成」する事です。

 

うちの場合、子どもの小学校入学はまだちょっと先ですが、それでも「プログラミング教育」と聞くと少し身構えてしまいます(@@;)

 

そこで手に取ったのが「教養としてのプログラミング講座」(清水亮/中公新書ラクレ)です。

 

本書は「プログラミングは身近だよ。」という視点から、「プログラミングとは何か?」、「プログラミングを学ぶ意義は何か?」という、私のようなプログラミングに関するリテラシーのない人間が当然持つであろう問いに答えてくれる内容になっています。

 

本書を読めば、プログラミング教育に接した子どもに対して「プログラミングとはこういうものだよ」としたり顔で答えることができるようになっているかもしれません^^

 

教養としてのプログラミング講座 /中央公論新社/清水亮
by カエレバ

目次

 

 

「教養としてのプログラミング講座」の著者

 

「教養としてのプログラミング講座」の著者は、株式会社ユビキタスエンターテイメント代表取締役社長兼CEOの清水亮氏。

本書によると、6歳でコンピューターに出会ってプログラミングを始め、そこからずっとプログラミングに携わってきた経歴を持っています。

 

本書は、著者が「プログラマーでない皆さんにも「教養としてのプログラミング」を知ってもらおう。」という思いから始まったセミナーや大学での講義がもとになっています。

 

それまでの人生でプログラミングなど全く縁がなかったであろう学生たちが、熱心に、時には顔をしかめながら、プログラミングを学ぶ。「自分でプログラミングする」ことへの新鮮な驚きや感動を私に思い出させてくれながら、わずか13 回の授業で、ほぼ全員がゲームプログラミングができるまでに成長してくれました。

これらは一生忘れられないものになったのと同時に、全ての人にとってプログラミングが教養となり、また楽しめるものにもなり得るという確信に繫がっています。

 

なんとも熱い想いです。

本書の語り口は穏やかですが、いたるところに上記のような熱さを感じられます。

 

 

「教養としてのプログラミング講座」の概要

 

本書の目次は以下の通りです。

 

  1. プログラミングはあなたの隣に
  2. コンピューター要らずのプログラミング入門
  3. 今すぐ役立つプログラミングテクニック
  4. 簡単コンピュータープログラミング講座
  5. プログラミングの未来

 

chapter1「プログラミングはあなたの隣に」では、「プログラミングとは何か」という核心から、身近なプログラミングの例や、プログラミングの考え方が適用された歴史上の出来事などを紹介しています。

まさか、長篠合戦がプログラミング的に説明されるとは思っていませんでした!

 

chapter2「コンピューターいらずのプログラミング入門」では、「おつかい」を例にプログラミングの考え方が学べます。

 

chapter3「今すぐ役立つプログラミングテクニック」では「アルゴリズム」や「ハイパーリンク」などの専門用語が出てきますが、それぞれの専門用語を具体的な例でわかりやすく説明しています。

例えば「ハッシュ+テーブル」では、結婚式の受付の名簿を例に説明しており、イメージしやすくなっています。

 

chapter4「簡単コンピュータープログラミング講座」では、著者の作った開発環境を使って、実際にパソコンでプログラミングをしてみようという段階です。

これまで出てきた内容を確認しながら、手元にパソコンがある人は手を動かしながらプログラミングを学んでいきます。

 

chapter5「プログラミングの未来」では、文字通りに「プログラミングはどうなっていくのか」が論じられます。

最も著者の熱い想いが伝わってくる箇所でもあります。

 

本書を一通り読めば、ごく初歩的なプログラミングができるようになるよう構成されています。

 

 

あらゆる場面で応用可能!プログラマー思考

 

プログラミングする人、すなわちプログラマーはどのように思考しているのか、ここで想像してみましょう。

実はプログラマーとして熟練すればするほど、生み出すプログラムがシンプルになるのと同様に、思考も効率化され、洗練されていきます。そしてその洗練こそが、プログラミングを他の仕事に活かすヒントとなるのです。

 

ここで出てくるのが「四つ葉のクローバー探し」の一場面です。

原っぱでやみくもに四つ葉のクローバーを探しても非効率的ですが、お友達が何人かいる場合に、「○○くんはこっち、□□ちゃんはこっち」と受け持ち区域を決めて探すと、その効率は一気によくなります。

これは「分割統治法」と呼ばれるプログラミング技術だそうです。(ローマ帝国みたい(^_^;))

 

これは機転の利く人なら自然に思いつくワザかもしれませんが、これをプログラミング的な思考として意識的に活用できれば、あらゆる場面での効率化が期待できる。

 

著者は、これこそがプログラミングの力であり学ぶ意義だと語ります。

 

 

 

終わりに

 

いかがでしたでしょうか。

 

本書を読むと、プログラミング教育導入の狙いである「情報活用能力の向上」のいわんとする事が理解できます。

プログラミングとは単にパソコン上にソースコードを書く技術ではなく、考え方や思考法だということです。

 

本書を読むとこのようなことが腑に落ちます。

 

であれば、子どもがプログラミングを学ぶように、我々大人もプログラミングを学ばなくてはいけないのではないでしょうか。

 

というわけで、私はプログラミングに挑戦したい気持ちがフツフツと湧いてきました!

 

今後プログラミングチャレンジについても記事にしたいと思います。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

教養としてのプログラミング講座 /中央公論新社/清水亮
by カエレバ