文月の100年計画ブログ

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【読書】世界全史⑧-3 ~日清戦争・日露戦争~


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皆さんこんにちは。文月です。

 

本日も引き続き「世界全史」について見ていきたいと思います。

 

この一連のエントリーは、私の読書備忘録を兼ねています。

 

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本日は第8章「イギリスがリードした「ヨーロッパの世紀」」から、日清・日露戦争の影響についてみていきます。

 

目次

 

 

日清戦争からの中国分割

 

イギリスとのアヘン戦争、アロー戦争での敗北により、清の弱体化は明らかになりました。

しかし、東アジアでは依然として清の中華秩序は維持されました。

西欧列強は、清の本当の実力を量りかねていたのです。

 

日本は明治維新以降、富国強兵により国力の充実に努めていました。

 

当時、清の属国だった朝鮮情勢を巡り日清戦争が勃発します。

 

日清戦争は日本が勝利しますが、開国後間もない日本に清が敗北したことにより清の弱体化が明らかになり、列強による中国分割の動きが一気に加速。

 

中国進出に出遅れていたアメリカも「門戸開放」により明確に中国に進出し始めます。

 

そのような中、「義和団」が「扶清滅洋」を掲げて北京に入ると、これに同調した清が各国に宣戦布告。

列強は八カ国連合を組織して北京を占領、莫大な賠償金と北京駐兵権を得ます。

ロシアは、この事件を口実に南満州に軍を南下。

ロシアは朝鮮半島への野心をあらわにし、朝鮮半島保全しようとしていた日本は強い危機意識を持つようになります。

 

 

日露戦争

 

新興のドイツを抑えるため、バルカン半島方面でロシアと協調していたイギリスは、アジア方面ではロシアとの直接対決は避けながらも、ロシアを抑えるために日本と同盟を結びます。(日英同盟

 

ロシアの朝鮮半島進出とこれに迎合的な朝鮮の態度に強い危機感を持った日本は、日英同盟をバックに対ロシア戦争を開始します。

 

日露戦争は世界初の「総力戦」となり、日露両国とも莫大な戦費に悩まされます。

日本はイギリス、アメリカからの借款でなんとか持ちこたえますが、ロシアでは民衆が蜂起するなど戦争継続が困難になります。

 

日本海海戦」でロシアのバルチック艦隊が破れると、ロシアは講話に傾き、アメリカの仲介もあって「ポーツマス条約」が結ばれます。

ポーツマス条約でロシアは朝鮮半島における日本の優越権を認めるとともに、遼東半島南部の租借権、樺太南部・東満洲鉄道南満洲支線を譲渡。

 

その後日本は、列強の承認の下に大韓帝国を併合。

日朝の一体化、朝鮮社会の近代化に踏み切ります。

 

日露戦争の結果、東アジアでの列強の勢力圏は一旦安定しましたが、次は中国で「辛亥革命」が勃発し、清が滅亡してしまいます。

 

清が滅亡すると、中国全土で軍閥が跋扈する最悪の状況となり、中国は大混乱の時代に入ります。

 

 

終わりに

 

いかがでしたでしょうか。

 

東アジア情勢は、明治日本をキープレイヤーとして一旦安定しましたが、その影響は清の滅亡へと繋がりました。

 

清の滅亡後、清から独立を宣言した省の代表者が集まり、孫文を臨時の首班とする中華民国が成立しますが、中華民国とは名ばかりで、列強の支援を受けた軍閥による勢力争いが展開する事になります。

 

次回は、再びヨーロッパとアメリカについて見ていきたいと思います。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

 

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