皆さんこんにちは。文月です。
社会人になって自分の教養のなさにウンザリする方はもしかしたら多いのかもしれません。
私もそんな一人で、「学生時代に真面目に勉強しておけば…」と、ありきたりな後悔をたくさんしています(@@;)
とはいえ、時間が戻らないのはどうしようもないので、前向きに「教養」に向き合うのが健全だと思います。
そこで、作家の佐藤優氏が著作の中で良く言われていた「教養を高めるためには高校の参考書が最適」という言葉を思い出し、高校参考書に向き合ってみるようになりました。
せっかくなので、大人の学び直しという視点からおすすめの高校参考書を紹介したいと思います。
本日紹介するのは、「蔭山のセンター倫理パワーアップ版」です。
目次
倫理って…
倫理って難しいですよね。
倫理は哲学や思想を学ぶ教科ですが、なぜ倫理を学かというと、「生きるとは」、「私とは」といった青年期の問題に対し、先人たちの思想から解決の糸口を探そう、というものです。
倫理を大人の私たちが教養として学ぶ場合はどうでしょうか?
倫理を学ぶと、日々のニュースや時事問題にいかに思想的な問題が関連しているか理解でき、ニュースをより理解して頭に残りやすくなります。
各国のリーダーの発言などには歴史や思想的な背景があるので、「ああ、この発言はこういうことをいいたいのか」と合点がいくようになります。
蔭山のセンター倫理パワーアップ版のおすすめポイント
倫理の学び直しで使用したのが「蔭山のセンター倫理パワーアップ版」なのですが、これがなかなか読み物としても面白い!
読み物として面白いというのは、大人の学び直しとしてはけっこう重要じゃないでしょうか。
学び直すといっても、テキストが魅力的じゃないと途中から苦痛になりますし。
「蔭山のセンター倫理パワーアップ版」のオススメをざっくりいうと、
- 対話調で、読者のわからないところを質問者役がフォローしてくれる
- 図や矢印で思想の流れが理解しやすい
- 著者の倫理への想いが溢れており、微笑ましい
という事があげられます。
上2つは意外と種類があるかと思いますが、特に三つ目は、フロイトの紹介の項目などで想いが感じられます。
ただ必要だから、という参考書の作りよりよっぽど好感が持てて、大人の学び直しのモチベーションを高めてくれます。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
久しぶりに高校の参考書を手に取ると、新鮮な気持ちで物事を見ることができます。
倫理は現代の思想の下敷きとなるものですので、学び直す価値は大いにあります。
本日もご覧いただきありがとうございました。
蔭山のセンタ-倫理 パワ-アップ版/学研教育出版/蔭山克秀 |
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