文月の100年計画ブログ

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【読書】世界全史⑨-3 ~世界恐慌~


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皆さんこんにちは。文月です。

 

本日も引き続き「世界全史」について見ていきたいと思います。

 

この一連のエントリーは、私の読書備忘録を兼ねています。

 

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本日は第9章「地球規模の時代へ」から、世界恐慌についてみていきます。

 

目次

 

 

アメリカのバブル崩壊

 

第一次世界大戦後、世界最大の債権国となったアメリカでは大量消費社会が出現、都市生活は一挙に便利になりました。

 

自動車やスーパーマーケットなど、現代にも通じる消費社会です。

 

1920年代には、自動車、建設、電気、ラジオ、石油などの新たな産業が発達し、アメリカ経済を後押しします。

 

しかし、上がり続ける株価は社会を投資ではなく投機に向かわせ、アメリカ経済は「狂騒の二十年代」と呼ばれるバブルに入ります。

 

アメリカ連邦銀行は利下げにより株価を抑制しようとしましたが、証券会社が株価を買い支え株価は上昇し続けます。

 

1929年、ウォール街証券取引所通常の三倍以上の1300万株が売られた事により株価が急落。

次の週にはさらに1600万株が売られ、株価は大暴落しました。

 

三年後には株価は最高値の15%まで下がってしまいましたが、この間のアメリカ政府は暴落を放置し、アメリカ経済の崩壊が決定的に。

 

アメリカ経済の崩壊において、アメリカの銀行は海外に貸し付けていた金を一挙に回収したことにより、アメリカ経済の崩壊は世界に広がり、「世界恐慌」となりました。

 

各国は通貨切り下げ競争、関税引き上げ競争を激化、なんとか輸出を増大させようと必死。

 

多くの植民地を持つイギリスやフランスは、本国と植民地間だけの排他的経済ブロック形成による「ブロック経済」、アメリカは公共投資による「ニューディール政策」により恐慌を凌ぎ、もともと計画経済のソ連は恐慌の影響をほとんど受けませんでした。

 

 

経済危機とファシズム

 

ファシズムの台頭は、戦争による経済危機と結びついており、最初のファシズム第一次世界大戦後のイタリアで起こりました。

 

当時イタリアは戦後の観光業の不振で経済が行き詰まっており、革命前夜さながらの状態でした。

 

そこに、国民の団結と体制の維持を訴えるファシスタ党のムッソリーニ武装集団(黒シャツ隊)を率いてローマを占領(ローマ進軍)、国王の支持によりファシスタ党が政権を掌握します。

その後、ファシスタ党は選挙法の改正などによって独裁体制をかためていきます。

 

世界恐慌により620万人もの失業者がでたドイツでは、ナチスヒトラーが選挙により議会の第一党となります。

 

首相となったヒトラー共産党を弾圧、「全権委任法」を成立させて独裁体制に移行します。

ヒトラーは総統としてアウトバーン建設や自動車産業の育成で不況を克服。

 

その後ヒトラー国際連盟を脱退するとともに再軍備を行い、ヴェルサイユ体制の転換を図ります。

 

また、スペインではドイツ、イタリアが支援したフランコが内戦に勝利し、ヨーロッパ全体でファシズムの影響力が強まります。

 

 

終わりに

 

いかがでしたでしょうか。

 

経済危機に対して議会や政府が無能な場合、苦しい生活を強いられる事となる民事の怒りはファシズムに吸収され、ドイツ、イタリアでファシズム政権が成立する事となりました。

 

本日もご覧いただきありがとうございました。

 

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