皆さんこんにちは。
文月です。
本日は読書関連本第三段で、メンタリストDaiGoさんの「知識を操る超読書術」を紹介します。
読書家でも知られるメンタリストDaiGoさん。
自らの経験とメンタリストとしての知識に裏付けられた読書術とは!?
目次
「知識を操る超読書術」の概要
「知識を操る超読書」は、メンタリストDaiGoさんが実践している読書術をまとめた本です。
メンタリストDaiGoさんは毎日10~20冊もの本を読む読書家ですが、もちろん、ただ読むだけではそれほどの数の本はこなせませんし、内容もアタマに入りません。。
この「知識を操る超読書術」では、メンタリストとしての科学的根拠に基づくやり方で、どのようにすれば効率的に本の内容を自分のものにするかが学べます。
漫画や小説なら最後まで読めるけど、本は集中力が続かず、読み切れない
読んでも内容が頭に入らない。翌日には忘れてしまう。
人より読書量は多いはずなのに、読んだ内容を人にうまく説明できない
メンタリストDaiGoさんは、このような方にこそ本書を読んで欲しいといっています。
もちろん、頭に残る読書をしていて、読書の知識を深めたいという方にもオススメです。
本をものにするには事前準備と読み方!
メンタリストDaiGoさんは、本をものにするには「事前準備」と読み方が重要であると言います。
読む前の準備さえキチンとできれば、読書の七割は成功だと言います。
読書前の準備はどうすればいいのか?
本書で提示されている一つが「メンタルマップ」。
メンタルマップとは、何か行動を起こすときに、その理由、もたらされるメリット、期待していることの3つを箇条書きにするというもの。
このメンタルマップを読む前に準備すれば、本を読む目的と欲しい知識が明確にでき、効率的に読書ができるようになります。
目的や欲しい知識が明確にできれば、脳は「カラーバス効果」で無意識のうちに必要な情報を拾い出すように。
また、読書のための集中が切れた時にメンタルマップを読み返せば、また初心に返って本への興味を取り戻すこともできます。
読み終わった後にも工夫が必要
読書は読んだ後のフォローも重要になってきます。
本書で示されている方法のうちの一つとして「要するに読み」というものがあります。
これは、各章を読み終わったあとに「この章が言いたかったことは、要するにこうだ」と自分の言葉でアウトプットする事です。
このように、自分で読んだ部分をまとめて、自分の言葉でアウトプットする事で、読んだ内容をキチンと自分のものにする事が可能となります。
この「要するに読み」は私も読書ノートに実践していて、一度自分の言葉に直す事で記憶への定着がよくなったと感じています。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
立て続けに三冊(「読んだら忘れない読書術」、「レバレッジ・リーディング」、「知識を操る超読書術」)の読書術に関する書評をしました。
この三冊に共通しているのは
- 目的を持った読書
- カラーバス効果の活用
- 制限時間を設けた読書
- アウトプット
の四項目。
つまり、この四つが読書を我がものとするために最低限必要なことなのでしょうね。
ちなみに同一テーマを扱う書籍を連続して読んで、頭への定着がより効率的に行われると感じています。
(本田直之さんの「レバレッジ・リーディング」では「カテゴリー集中法」として同一テーマの本を読む事が紹介されています。)
限られた時間で効率的に本を読むには実践あるのみです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
ちなみに、本書はaudibleでも聴けます。 audibleはこちら。 読書術に関する過去記事はこちら。